家庭から出された廃家電品は、従来は自治体や廃棄物処理業者が引き取ってきました。しかし、これらの中には有効な資源が多くあるにも拘わらず、殆どが埋め立てられていたのが実情です。そこで、廃家電品の減量及び再生資源の有効利用の観点から、作った人、売った人、使った人がそれぞれに役割・義務を分担してリサイクルを進めるために、2001年4月1日から本格施行されたのが「家電リサイクル法（正式名称：特定家庭用機器再商品化法）」です。
国内には多くの家電メーカがありますが、現在は、パナソニック、東芝を中心とするAグループと、日立、三菱、ソニー、シャープ、富士通ゼネラルを中心とするBグループに分かれ、それぞれが全国各地に指定引取場所やリサイクルプラントを配置しリサイクル処理を実施しています。(株)関東エコリサイクルはBグループのリサイクルプラントです。
家電リサイクル法では、指定引取場所を全国に適切に配置することが義務付けられていますが、全国に指定引取場所を配置し、Bグループは全国にリサイクルプラントを配置しています。
(株)関東エコリサイクルには、栃木県、群馬県、茨城県、及び福島、埼玉、長野、新潟 各県の一部、の7県の指定引取場所から廃家電品が集まります。